先に計画を立てることは賢いことです。 聖書の、箴言第13章16節に記されてあります。「おおよそ、さとき者は知識によって事をおこない、愚かな者は自分の愚を見せびらかす」。

  心配しない事。 あなたの計画を神の御手にゆだねます。 聖書の、マタイによる福音書第6章34節に記されてあります。「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで、十分である」。

  あなたの計画を助けるために、賢い勧告を求めなさい。 聖書の、箴言第15章22節に記されてあります。「相はかることがなければ、計画は破れる、はかる者が多ければ、それは必ず成る」。

  注意深く慎重に計画を立てなさい。早まってはなりません。 聖書の、箴言21章5節に記されてあります。「勤勉な人の計画は、ついにその人を豊かにする、すべて怠るものは貧しくなる」。

  注意深い計画は神への従順を含むべきです。 聖書の、ヤコブの手紙第4章13-16節に記されてあります。「よく聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町へ行き、そこに一か年滞在し、商売をして一もうけしょう」と言う者たちよ。あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの間あらわれて、たちまち消えて行く霧にすぎない。むしろ、あなたがたは「主のみこころであれば、わたしは生きながらえもし、あの事この事もしょう」と言うべきである。ところが、あなたがたは誇り高ぶっている。このような高慢は、すべて悪である」。

  賢い人たちは前もって計画します。 聖書の、ルカによる福音書第14章28-31節に記されてあります。「あなたがたのうちで、だれかが邸宅を建てようと思うなら、それを仕上げるのに足りるだけの金を持っているかどうかを見るため、まず、すわってその費用を計算しないだろうか。そうしないと、土台をすえただけで完成することができず、見ているみんなの人が、「あの人は建てかけたが、仕上げができなかった」と言ってあざ笑うようになろう。また、どんな王でも、ほかの王と戦いを交えるために出て行く場合には、まず座して、こちらの一万人をもって、二万人を率いて向かって来る敵に対抗できるかどうか、考えて見ないだろうか」。

  わたしたちに対する神の計画は何ですか? 聖書の、エレミヤ書第29章11-13節と、エペソ人への手紙第1章5,9-10節に記されてあります。「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである」。「わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。~~御旨の奥義を、自らあらかじめ定められた計画に従って、わたしたちに示して下さったのである。それは、時の満ちるに及んで実現されるご計画にほかならない。それによって、神は天にあるもの地にあるものを、ことごとく、キリストにあって一つに帰せしめようとされたのである」。