妻たち

  良い妻の特徴は何ですか? 聖書の、箴言第31章10-29節に記されてあります。「だれが賢い妻を見つけることができるか、彼女は宝石よりもすぐれて尊い。その夫の心は彼女を信頼して、収益に欠けることはない。彼女は生きながらえている間、その夫のために良いことをして、悪いことをしない。彼女は羊の毛や亜麻を求めて、手ずから望みのように、それを仕上げる。また商人の舟のように、遠い国から食糧を運んでくる。彼女はまだ夜のあけぬうちに起きて、その家の食べ物を備え、その女たちに日用の分を与える。彼女は畑をよく考えてそれを買い、その手の働きの実をもって、ぶどう畑をつくり、力をもって腰に帯し、その腕を強くする。彼女はその商品のもうけのあるのを知っている、そのともしびは終夜消えることがない。かのじょは手を糸取り棒にのべ、その手に、つむを持ち、手を貧しい者に開き、乏しい人に手をさしのべる。彼女はその家の者のために雪を恐れない、その家の者はみな紅の着物を着ているからである。彼女は自分のために美しいしとねを作り、亜麻布と紫布とをもってその着物とする。その夫はその地の長老たちと共に、町の門に座するので、人に知られている。彼女は亜麻布の着物をつくって、それを売り、帯をつくって商人に渡す。力と気品とは彼女の着物である、そして後の日を笑っている。彼女は口を開いて知恵を語る、その舌にはいつくしみの教がある。彼女は家の事をよくかえりみ、怠りのかてを食べることをしない。その子らは立ち上がって彼女を祝し、その夫もまた彼女をほめたたえて言う、「りっぱに事をなし遂げる女は多いけれども、あなたはそのすべてにまさっている」と」。

  妻はどのように、彼女の夫に関係すべきですか? 聖書の、エペソ人への手紙第5章22-24節に記されてあります。「妻たる者よ。主に仕えるように自分の夫に仕えなさい。キリストが教会のかしらであって、自らは、からだなる教会の救主であられるように、夫は妻のかしらである。そして教会がキリストに仕えるように、妻もすべてのことにおいて、夫に仕えるべきである」、そして、ペテロの第一の手紙第3章1-5節には、「妻たる者よ。夫に仕えなさい。そうすれば、たとい御言に従わない夫であっても、あなたがたのうやうやしく清い行いを見て、その妻の無言の行いによって、救に入れられるようになるであろう。あなたがたは、髪を編み、金の飾りをつけ、服装をととのえるような外面の飾りではなく、かくれた内なる人、柔和で、しとやかな霊という朽ちることのない飾りを、身につけるべきである。これこそ、神のみまえに、きわめて尊いものである。むかし、神を仰ぎ望んでいた聖なる女たちも、このように身を飾って、その夫に仕えたのである」と記されてあります。

  ということは、妻がすべての「やり取り」をしなければならないのですか? 違います! 結婚は配偶者同士の服従を必要とします。 聖書の、エペソ人への手紙第5章21節に記されてあります。「キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである」。