誰でも求める者に、神は今すぐに許しを与えようと待っておられます。 聖書の、詩篇第86編5節に記されてあります。「主よ、あなたは恵みふかく、寛容であって、あなたに呼ばわるすべての者に いつくしみを豊かにほどこされます」。   

ダビデは何に許される望みを頼りましたか? 聖書の、詩篇第51編1節に記されてあります。「神よ、あなたのいつくしみによって、わたしをあわれみ、あなたの豊かなあわれみによって、わたしのもろもろのとがをぬぐい去ってください」。   

神の慈悲はどのように量られますか? 聖書の、詩篇第103編11-12節に記されてあります。「天が地よりも高いように、主がおのれを恐れる者に賜るいつくしみは大きい、東が西から遠いように、主はわれらのとがをわれらから遠ざけられる」。   

罪を告白する者たちには何の約束が与えられますか? 聖書の、ヨハネの第一の手紙第1章9節に記されてあります。「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる」。   

誰かに恨みを抱いている間、わたしは許してもらえますか? 聖書の、マタイによる福音書第6章14-15節に記されてあります。「もしも、あなたがたが、人々のあやまちをゆるすならば、あなたがたの天の父も、あなたがたをゆるして下さるであろう。もし人をゆるさないならば、あなたがたの父も、あなたがたのあやまちをゆるして下さらないであろう」。   

許された者は許します。 聖書の、エペソ人への手紙第4章32節に記されてあります。「互に情け深く、あわれみ深い者となり、神がキリストにあってあなたがたをゆるして下さったように、あなたがたも互にゆるし合いなさい」。   

本当の許しは間違いを数えません。 聖書の、マタイによる福音書第18章21-22節に記されてあります。「そのとき、ペテロがイエスのもとにきて言った、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯した場合、幾たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。イエスは彼に言われた、「わたしは七たびまでとは言わない。七たびを七十倍するまでにしなさい」。   

わたしたちが許された時には、罪意識を持ち続けるべきではありません。 聖書の、詩篇第32編5節に記されてあります。「わたしは自分の罪をあなたに知らせ、自分の不義を隠さなかった。わたしは言った、「わたしのとがを主に告白しよう」と。その時あなたはわたしの犯した罪をゆるされた」。   

許しを通して、キリストは罪の罰から完全な救いを与えてくださいます。聖書の、コロサイ人への手紙第2章13-14節に記されてあります。「あなたがたは、先には罪の中にあり、かつ肉の割礼かないままで死んでいた者であるが、神は、あなたがたをキリストと共に生かし、わたしたちのいっさいの罪をゆるして下さった。神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた」。   

もしあなたが許しを必要ならば、あなたは何をすべきですか?    第一番目は、あなたの罪を認めます。 聖書の、詩篇第51編2-4節に記されてあります。「わたしの不義をことごとく洗い去り、わたしの罪からわたしを清めてください。わたしは自分のとがを知っています。わたしの罪はいつもわたしの前にあります。わたしはあなたにむかい、ただあなたに罪を犯し、あなたの前に悪い事を行ないました。それゆえ、あなたが宣告をお与えになるときは正しく、あなたが人をさばかれるときは誤りがありません」。   

第二番目、あなたの罪のために許しを求めます。 聖書の、詩篇第51編7-12節に記されてあります。「ヒソプをもって、わたしを清めてください、わたしは清くなるでしょう。わたしを洗ってください、わたしは雪よりも白くなるでしょう。わたしに喜びと楽しみとを満たし、あなたが砕いた骨を喜ばせてください。み顔をわたしの罪から隠し、わたしの不義をことごとくぬぐい去ってください。神よ、わたしのために清い心をつくり、わたしのうちに新しい、正しい霊を与えてください。わたしをみ前から捨てないでください。あなたの聖なる霊をわたしから取らないでください。あなたの救の喜びをわたしに返し、自由の霊をもって、わたしをささえてください」。   

第三番目、神が確かにあなたを許されたことを信じて、罪意識から離れます。 聖書の、詩篇第32編1-6節に記されてあります。「そのとががゆるされ、その罪がおおい消される者はさいわいである。主によって不義を負わされず、その霊に偽りのない人はさいわいである。わたしが自分の罪を言いあらわさなかった時は、ひねもす苦しみうめいたので、わたしの骨はふるびおとろえた。あなたのみ手が昼も夜も、わたしの上に重かったからである。わたしの力は、夏のひでりによって かれるように、かれ果てた。わたしは自分の罪をあなたに知らせ、自分の不義を隠さなかった。わたしは言った、「わたしのとがを主に告白しよう」と。その時あなたはわたしの犯した罪をゆるされた。このゆえに、すべて神を敬う者はあなたに祈る。大水の押し寄せる悩みの時にも その身に及ぶことはない」。