イエスは人となることによって、罪と死に打ち勝ちました。 聖書の、へブル人への手紙第2章14-15節に記されてあります。「このように、子たちは血と肉とに共にあずかっているので、イエスもまた同様に、それらをそなえておられる。それは、死の力を持つ者、すなわち悪魔を、ご自分の死によって、滅ぼし、死の恐怖のために一生涯、奴隷となっていた者たちを、解き放つためである」。

  全くの人間になることによって、イエスは、今までかつてなかったほどに、わたしたちに、神を紹介されました。 聖書の、ピリピ人への手紙第2章5-7節に記されてあります。「キリスト・イエスにあっていだいているのと同じ思いを、あなたがたの間でも互に生かしなさい。キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず」。

  神は、もろい人類の者たちを通して、福音を贈呈なさいます。 聖書の、コリント人への第二の手紙第4章7節に記されてあります。「しかしわたしたちは、この宝を土の器の中に持っている。その測り知れない力は神のものであって、わたしたちから出たものでないことが、あらわれるためである」。